本の話

読書メモ

■核燃料サイクル−エネルギーのからくりを実現する−(ERC出版、藤家洋一・石井保)福井県の高速増殖炉「もんじゅ」が4月5日で1994年の初臨界からまる20年を迎えたそうだ。が、それとは関係なく、前から興味のあった核燃料サイクル技術についての本を借りてみ…

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◾︎国境の島の「反日」教科書キャンペーン(産経新聞出版、八重山日報教科書問題取材班・仲新城誠) 石垣市教育長である玉津氏の教科書選定プロセスの改革とその結果採択されたいわゆる保守系教科書をめぐる、沖縄県の八重山地方を中心とする「反日」勢力と地域…

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■旧皇族が語る天皇の日本史(PHP新書、竹田恒泰)明治天皇の玄孫である著者が、古代から現代までの歴史を天皇家の視点から一気に語った本。日本史の授業では平安以降、天皇の存在というのはさっぱり薄くなってしまうのだが、もちろん鎌倉時代も江戸時代も天…

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■放射線測定のウソ (マイナビ新書、丸子かおり)久々のウソ本シリーズ。とはいえこんな題名ながら、特定の放射能に関する虚偽的言説を糾弾するようなものではなく、単に「正しい放射線測定器の使い方」ガイドブックである。書名にダマされたが、まあそれはそ…

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だいぶ前に読んで、あらかた内容は忘れてしまったので書名だけ。■ぼくらの日本(扶桑社、三橋貴明)■ひと目でわかる日韓併合時代の真実(PHP出版、水間政憲)■嘘だらけの日米近現代史(扶桑社新書、倉山満)■古事記 なるほど謎解き100話(東京堂出版、瀧音能…

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■一目でわかる「日中戦争」時代の武士道精神(PHP出版、水間政憲)支那事変、いわゆる日中戦争時代の日本軍の姿や、特にその勢力下にあった支那の市井の様子を写真資料を中心に紹介した本。アカから脱した俺ですら、日本と支那は当時全面戦争の状態で、町も…

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■竹林はるか遠くー日本人少女ヨーコの戦争体験記(ハート出版、ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ)戦争の悲惨さを描いた自伝的小説として、アメリカでは教材としても使われているにもかかわらず、引揚者に対する朝鮮人の残虐な振る舞いが描かれているとして、そっ…

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■戦後教育で失われたもの(新潮選書、森口朗)戦後教育で失われた、といえば愛国心とか君が代とかそんなのがまず思い浮かぶのだが、この本で筆者が強く指摘するのは、「競争教育」である。 悪平等の思想に基づいて、全国学力テストなど、学生の競争を促す制…

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■売国奴に告ぐ!いま日本に迫る危機の正体(中野剛志・三橋貴明)中野さん、三橋さんの言説は本で読むよりは動画とかでしゃべっているのを聞いたほうがラクだしわかりやすいのだが、そうはいってもたまには読んでみたくなる。安倍政権誕生以来、三橋さんは戦…

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■やさしく読み解く はじめての古事記(日本文芸社、板坂壽一)旧皇族・竹田恒泰氏の著書で「事実と真実は別。真実としての日本の歴史をきちんと知るべき」との議論があって、それならばとまずは古事記を読んでみることにしたもの。とはいえ、古文書というこ…

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・だから皇室は大切なのです-日本人と皇室(草思社、篠沢秀夫)学習院で教壇に立った著者が、昭和天皇、今上陛下を始め皇族方と接した経験を交えながら、万世一系、万邦無比な皇室という存在について語る書である。 篠沢教授、といえばもちろんあの「クイズ…

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・日本人はなぜ日本のことを知らないのか(PHP新書、竹田恒泰)この人の前著「日本はなぜ世界で一番人気があるのか」は買って読んだ。まっ赤っかだった俺が愛国保守に目覚めるきっかけとなった本と言っていい。 この本は竹田氏が最近書き上げた、日本史の正…

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・美しい国へ(文春文庫、安倍晋三)九月末、自民党始まって以来?の白熱した総裁選で盛り上がる中、当選可能性が低いと見られていた安倍氏がいろいろあって注目を浴び出したので、こりゃどんな人か知っておかねば、とかりてきた。 これは安倍氏が官房長官時…

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・国を滅ぼす本当の敵は誰なのか(徳間書店、渡部昇一)上智大名誉教授にして保守派論壇の一人、渡部氏によるかなり最近の本だ。 どうも昨今の情勢をみるに、特亜をはじめとする敵性外国の存在はきになるものの、日本にとって一番の「敵」は日本国内にこそあ…

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・高橋是清と井上準之助〜インフレか、デフレか(文春新書、鈴木隆) 「失われた10年」はいつの間にか「20年」になろうとしている日本経済。そんななかで、にわかに(一部で?)脚光を浴びている高橋是清。彼の事跡についてはいろいろ気になっていて調べてみ…

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しばらく読書メモを書くのをサボっていた。こういうのは継続こそ力なりである。 ・この国を守るための外交戦略(PHP新書、岡崎久彦)タイトルからしてもっと攻撃的で危険な内容を期待していたのだが、中身はいたって冷静な分析で占められている。そういや、…

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・デフレと円高の何が悪か(光文社新書、上念司)先日、テレビ朝日の「TVタックル」に藤井聡教授と一緒にリフレ派として出演していた上念氏の著書。図書館でたまたま見つけたので借りてきた。上念氏といえば、トークの際の「あいかわらず近衛内閣末期のよう…

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今週は3冊借りてみた。 本を読むよりiphoneを弄っている時間のほうが圧倒的に長い昨今、はて、読めるのかどうだか。・無宗教こそ日本人の宗教である(角川oneテーマ21、島田浩巳)宗教は一体何のために存在するのか。最近気になっているテーマの一つである。…

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・高速道路の謎〜雑学から知る日本の道路事情(扶桑社新書、清水草一)鉄道マニアやカーマニアはわかるが、道路フェチというものもいるもんだな、と思う。筆者は車業界で活動するジャーナリストということだが、よほど道そのものが好きでなければ書ける本で…

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・本当は嘘つきな統計数字(幻冬舎新書、門倉貴史)ああ。また「ウソ本」を借りてきてしまった。 内容はどうということはない。統計数字やグラフを見て、見た目のイメージからつい誤った印象を持ってしまったり、意図的にそれを操作されてしまう例についてい…

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■ヒトラーの経済政策−世界恐慌からの奇跡的な復興(祥伝社、武田知弘)ヒトラーといえば、いわずと知れた悪逆、暴虐、虐殺と狂気で世界を恐怖と地獄に陥れた最悪の独裁者というイメージがほぼ一般的であり、俺もだいたいそんなもんだと思っている。 だがこの…

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・「はやぶさ」からの贈り物(朝日新聞出版)先日見たプラネタリウムの番組で、すっかりにわかハヤブサファンになってしまった俺は、早速関連図書を求めてみるのである。 プラネタリウムは十分面白かったのだが、構成上、いろいろ細かいところは省かれていた…

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・公共事業が日本を救う(文春文庫、藤井聡)予約していた本が届いたので、早速借りてきた。 反TPPで名を馳せた中野剛志氏のボスということもあり、最近はネット動画でも積極的に論陣を張って保守派に人気のあるお方。90年代以降、ほとんど「常識」のように…

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こんな本を借りた。・議論のウソ(講談社現代新書、小笠原善康)俺の大好きな「ウソ本」だ。探せばいくらでもあるものである。 議論における詐欺師(ほんとにウソ吐きの場合と、ただのバカの場合がある)の手口を、実例を交えてあれやこれや提示し、警告して…

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久しぶりに図書館に行ってみたが、特に今読みたいテーマがなく、しょうがなく新書コーナーに立ち寄ったら、なかなかそそるものがたくさんあった。一度に借りたかったがどうせ読みきれないので、二冊だけ借りておいた。・平家物語〜あらすじで楽しむ源平の戦…

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今週借りたのはこんな本。・神社のことがよくわかる本(東京書籍、外山晴彦)最近ちょっとお疲れ目様なんだかしらないが、小難しい本を読むのが億劫になってきたので、写真や図がいっぱい入っている優しげな本をチョイスした。神社といえば建物や装飾品など…

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こんな本を借りた。最近はどうしても読むペースが遅くてよろしくない。・竹島は日韓どちらのものか(文春新書、下條正男)今更竹島の帰属を問い直す必要性もあまり感じないのだが、一応ことの顛末から網羅されているようなので、事実の再確認の為に。 ・百人…

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まだこないだ借りた本を読み終わってないのだが、貸し出し延長するついでにこんな本を借りた。 ・消費増税で日本崩壊(KKベストセラーズ、斎藤貴男)やはりヒマつぶしの本は薄くて字が大きいのがいいね。刺激的な題名もいい。ドジョウさんがこのデフレ不況に…

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今週借りたのはこんな本。・国際正義の論理(講談社現代新書、押村高) 面白くなかった、というか俺にはちょっと難しかったのかなあ。読んでも読んでも頭に入って来ないので、途中で挫折してしまった。ある程度精神に余裕がないとこういうのは読めない。あまり…

そういえば

そうだ、日本の森をなんとかしなければ。 突然思い出した。去年の今頃、森だの林業だのエコだのというテーマにハマり、いても立ってもいられなくなって図書館の関連書籍を読みまくり、だいたい目ぼしいものは読み尽くしてしまったところでようやく熱が冷め、…