読書メモ

今週借りたのはこんな本。

・国際正義の論理(講談社現代新書、押村高)
面白くなかった、というか俺にはちょっと難しかったのかなあ。読んでも読んでも頭に入って来ないので、途中で挫折してしまった。ある程度精神に余裕がないとこういうのは読めない。あまり娯楽向きの本ではないようだ。


原子力と環境(中公新書ラクレ、中村政雄)
これはホットな話題でもあり平易に書いてあるのでスイスイ読めた。環境保全とエネルギー自給の観点から、原子力の必要性を滔々と説いている。
ただ、後半は筆者の個人的な見解による日本文化論が延々と続く。別に悪くはないが、この本で読みたかったのはそういうことではないので後半は適当に流し読み。


・忘れられた日本(中公文庫、ブルーノ・タウト)
日本文化論はこっちで読む気だったのだ。まだ読んでない。だいぶ前に図書館で見かけて、ずっと気になっていたので借りた。
タウトといえば桂離宮アゲの人?程度の予備知識しかないが、まあ中身が楽しみな本だ。


・世界を不幸にしたグローバリズムの正体(ジョセフ・E・スティグリッツ)
久しぶりにハードカバーの本を借りた。重いし片手で読みづらいから嫌なんだよなあ。まだ読んでない。
何年か前に世界中でベストセラーになったらしいが、俺は著者の名前は聞いたことがある、程度。TPPがらみでグローバリズムがどうこう語るには、一応知識もしいれておかないとね、という不純な動機で借りてみた次第。
まあ、「〜のウソ」とか「〜の真実」などと冠した、俺の好きな系の題名なので少しは楽しみにしている。


最近は電車に乗ってもiphoneいじってばかりで読書もすっかりサボってしまっているが、少しずつまた再開していこうと思う。