いいかげんにしろ。

こんなニュースが出た。

【ソウル=中川孝之】韓国政府当局者は22日、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外交相が、麻生副総理らの靖国神社参拝に反発し、今月中に予定していた訪日を中止すると明らかにした。


 朴槿恵(パククネ)政権発足後、初めてとなる外相訪日が取りやめになることで、今後の日韓関係改善や北朝鮮への対応などで影響が出そうだ。

 韓国外交省報道官は同日、靖国神社が「侵略戦争を美化している」と批判した上で、安倍首相の同神社への真榊(まさかき)奉納や閣僚の参拝について「深い憂慮と遺憾」を表明した。尹外相は24日に訪中し、中国の王毅(ワンイー)外相と会談した後、26〜27日に訪日し、岸田外相と会談する方向で調整していた。
(2013年4月22日11時06分 読売新聞)


またか、懲りもせずにおまいらは。。ってか、来なくていいし。というのが第一印象なのだが、続報があって笑った。

官房長官は22日午前の記者会見で、麻生副総理ら閣僚3人が靖国神社に参拝したことについて、「私人として参拝したものと理解している。個人の私的な行動であり、心の問題だ。内閣が制約をかけるべきではない」と述べ、政府として問題視しない考えを示した。


 韓国が外交相の訪日を中止したことについては、「(外相会談を)やる、やらないさえ決まっていなかった。調整はしていたが、韓国側から何も聞いていない」と述べた。その上で、「それぞれの国にはそれぞれの立場がある。あまり影響を外交に及ぼすべきではない」と語った。
(2013年4月22日13時10分 読売新聞)

もともと約束もしてないものを、韓国が勝手に「やめた」とか言っているわけである。こ、これは恥ずかしい。。

聞けば5月に日中韓首脳会談を調整中であったことは事実だそうだが、このホスト国は韓国とのこと。つまり3国間をとりもちつつ会談を成功させなければならないホストが自らどーでもいい問題でボイコットしてしまったのである。


政権発足直後からグダグダの連続、「クネノミクス」とかアホなことを言って遊んでいるうちに経済がどん底に向かうに至り、国民の支持を取り付けたいアチラの政府が何とか人気取りをしようとした、というのはわかる。


だが、そうやって短気を起こしてバカをやって一番損をするのはあんたらの国だぜ?
日中韓会談なんかしなくても日本全然困らんしね。



まったく、この国は実に面白い。嗤ってみているだけならね。


で、笑ってるだけじゃすまないのが日本のメディアだ。
上記の読売の記事もそうだが、靖国参拝という本来なら政府として当たり前のこと、とるに足りない一事をもって外交問題にし、カード化しようとする特亜の片棒を担ぐ報道は枚挙に暇がない。

中でも今夜やっていた「Nステ」には聞き捨てならない発言があった。

録画していないので記憶の限りだが、

  • 閣僚の靖国参拝のせいで予定していた(ウソ)外相会談が中止となってしまった
  • 日韓関係改善を進めなければならない時期にこれは問題である
  • 中国も非難している


という論調である。まるっきり中韓の立ち位置からしか説明していない。まあ、テレ朝からしょうがないのだが。

さらに朝日新聞の政治部論説委員なるものが出てきて解説する。


「安倍政権は日中関係改善の前に、なんとしても日韓関係を改善したかった。麻生など一部閣僚がそうした総理の意向を踏まえずに参拝に踏み切ったことで、外交上の支障となってしまった」


妄想だけで随分勝手なことを言うもんだなぁ。想像でしゃべっていいなら俺がTV出てもかわらんぞ。


これまでの安倍内閣の外交を見る限り、安倍総理が「日韓関係の改善を最優先に」しているような動きは全くないといっていい。もちろん、むやみに悪化させるようなこともしていない。パククネ容疑者(竹島への不法入国容疑で告発中)の就任式にも副総理を派遣し、最低限の儀礼はきちんととりつつ、特にこちらから何か働きかけをするような動きはない。
一方で、竹島式典への政府関係者の派遣など、少しずつ、やることをやっている。


積極的に外交交渉を展開しているのは、特亜(中・朝・韓)を除く周辺アジア諸国に対してであり、トップレベル外交としては、ほぼガン無視といっていい。


つまりこれまで見る限り、「日韓関係改善したければ、そっちから何とかしなさいよ」という明確なシグナルを送っているのだ。


しかも総理は今回の春季例大祭にも参拝は自粛したものの、「真榊」を奉納している。麻生副総理はじめ閣僚の参拝が安倍総理の意に沿わぬものであるはずがない。ことを荒立てぬよう、むやみに政治問題化しないように注意しながら、一歩一歩進めている状態である。(まあ、そこはちょっとじれったい気もするけど)


こういう状況で先の政治部委員なる者が話した内容など、まったくの妄想、中韓大好き君の希望的観測以外の何物でもない。現実みろよ少しは。


さらに酷いのが、スタジオにいた恵村というコメンテーター。

こんな感じだった。

「親族に戦争でなくなった方のいる個人の方が靖国参拝するのはいいんです。でも、政府や閣僚といった人が参拝するというのは影響が大きく、問題です。靖国神社は、戦前の軍国主義の象徴であり、A級戦犯も祀られてますから」


家族と日本の未来のために命を捨てて戦った英霊が祀られる靖国軍国主義の象徴」だと?多くの人が感謝の気持ちを捧げに参拝する神聖な地を、一方的に貶めるこの発言は聞き捨てならん。


あそこは幕末以来の「国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社靖国HPより)」であって、軍国主義とは関係ない。


さらに言えばA級戦犯などあそこにはおらん。祀られているのは「いわゆる元A級戦犯といわれた英霊たち」である。さらに言えば元BC級戦犯といわれた英霊たちも祀られている。


この恵村というコメンテーター、事実関係も無視して一方的に偏った印象論とデタラメで靖国を貶め、まるっきり中韓と同じいいがかりをつけて政府を批判する。
これがアカヒ新聞というやつだ。さすがだよ。いい加減にしろ。


何度も繰り返し問われ続けた問いを改めて発したい。
お前らどこのメディアだ?