敗戦の日

敗戦の日8月15日、仕事が早く終わったので靖国神社へ行ってみることにした。

もちろんこの日に参拝に行くのは初めてである。
思えば小学校の卒業文集で共産主義を唱え、赤旗日曜版を愛読し、週間金曜日を創刊号から買い続けてきたまっ赤っかの俺が、「敗戦の日」に靖国参拝するなど、一体どこで道を間違えてしまったんだろう?


さて神社に到着したのは18時半頃。19時の閉門までまもなくというところだったが、それでも大勢の人が参拝に並んでいた。やはり仕事帰りの人が多いのだろう、ワイシャツ姿の人が大半であった。

順番を待つ間、拝殿の建物を見ていた。唐破風を備えた入母屋造というらしい。奥には伝統的な神明造の本殿があるということだが、我々の目に触れる拝殿は、どちらかというとお寺のような重厚かつ装飾的なもの。


日の沈む中、無事参拝を終えて帰路につく。社殿前にはまだまだ途切れぬ参拝者の列が続いていた。


やたらと政治問題化されている15日ということで、怪しい反日団体やもっと怪しい似非右翼だとかが妙な騒ぎを起こしているのではとちょっと心配だったが、さすがにこの時間ということで別段なにもなかった。昼間はいろいろと悶着があったようだが。。。


実際にお参りしてみて、一般人としては別に8月15日にこだわる必要はないなと感じた。また来よう。