敵の敵は…?

中国漁船問題を重視、日韓首脳、不法操業対応で連携へ

2011年12月15日(木) 20:40
 日韓両政府は15日、両国近海での中国漁船による不法操業を重視し、連携して対応する方向で最終調整に入った。協力して中国側に再発防止を求めるほか、緊密な情報交換を想定。18日に京都で行う李明博大統領と野田佳彦首相との首脳会談で確認する方針。両国は中国を過度に刺激しないよう外交問題化を避けてきたが、取り締まりへの中国漁船の抵抗がエスカレートしており、トラブルを減らすには連携強化が必要と判断した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1215&f=politics_1215_017.shtml

まあね、ソースが共同でサーチナだから嘘っぱちの可能性もあるとは思うよ。でも5兆円スワップといい、朝鮮王朝儀軌といい、石油備蓄基地の件といい、日韓電力ケーブルの件といい、全力で半島へ朝貢し彼の国との一体化(もはや外患誘致に近い)を進める現政権のことだから、まあ多分やっちゃうんだろうな。
外交が内閣の専決事項であるのをいいことに、本当に好き勝手やってくれるわドジョウ氏ときたら。

別に何でもかでも韓国はダメだとまでは言わないが、この件に関しては韓国なぞ最も手を組むに相応しくない相手だろう。韓国による日本ののEEZ侵犯事案は、中国のそれより多いらしい。まして日本の漁民を多数死傷させた上に竹島を不法占拠し続けている。むしろ中国と組んで韓国を非難した方がましなくらいである。中国の無法っぷりも酷いが、少なくとも政府の基本スタンスとしては、中国との間に領土問題は存在しないのだから。

要するに、「敵の敵はもっと敵」なわけだ。

中韓の漁業トラブルはあくまで二国間の問題であって、日本が無闇に首を突っ込むべき問題ではない。笑って見ていればいいものを、韓国ダイスキなドジョウ君は首脳会談でミョンバッ君に媚を売るつもりだろうか。対中関係を無駄に悪化させ、韓国の不法行為を遠回しに認めることになりはしないか。どう考えても日本にとってメリットはない。賠償の上竹島を返還し不法漁民を取り締まり、ついでに日本大使館前のゴミをどけてくれるんなら考えてもいいよ、くらいのレベルである。

でも何となく結果は見えてるな…。首脳会談の結果を見るのが怖いよ。