中国語検定試験を受けてきた。

去る6月26日、新宿NSビルにて中国語検定試験(3級)を受験してきた。

震災に下痢に仕事のトラブルにライブにと数多の障害を乗り越え、半年ばかり準備してきた集大成がようやく試されるというわけだ。

それにしても毎日毎日、ここまでよくもまあ頑張ったもんだねと、受ける前から自分をホメてやりたい気分だった。

そして当日、勇躍試験会場へと行きたいところだが、朝のんびりしすぎて危うく遅刻しかけた。試験のあとバンドの練習があるのでサックスを抱えて出たが、新宿駅から10分とはいえ、重たい楽器を抱えて全速力で街を駆け抜けるのは、この歳ではさすがに応える。

会場についたらいろいろ直前チェックをしようと思ってたのに、ギリギリ席について息はゼェゼェ、汗はダラダラでそれどころではなし。まあ、間に合っただけよしとするか。

何はともあれ、試験開始。中国人バイトと思しき試験官が恐ろしく手際が悪い。同じ注意事項を何度も繰り返す。名前入りの解答用紙を配り間違える。ヒアリングが始まってるのにまだマイクでしゃべってる。会場にはナーバスになった受験者たちのイライラが充満している。

でも俺は汗だくでゼェハァ言ってるのでそれどころではない。ただ、件の試験官が「試験」のことを「シッケン」といい続けるのだけはなぜか気になった。普通に中国語読みしても撥音は出ないだろ、そこは。

そんなこんなで最後まで落ち着かなかったが、何とか問題を解き終えた。その出来は。。うーん、なんせ60点でいいんだし、まさか落ちるってことはあるまいというレベル。

今年の初め頃は、「たかが3級、俺の合格ラインは95点以上とするっ!」なんて豪語(心のなかで)してたのだが。やっぱり80点もとれれば上出来かな。自分には優しくいこう。

さすがに短文暗記・発声練習ばかりしてきただけあって、ヒアリングはほぼ問題ない。遅すぎて聴きづらいくらいだった。問題は文法と書き取りだな。サボってたところがはっきり弱点として浮き上がる、というのは悪いことじゃない。


とったどー!


ともかく、今年前半のタスクはとりあえずこなした(まだ結果きてないけど)。さて次どうしようか。

中検はとりあえず2級まではとろうと思っている。やはり3級ではちっとも自慢にならないし、第一、3級レベルではまるで実用にならないことを身をもって知った。なんせここまではほぼ大学時代の貯金でやってきたようなもんだ。

2級くらいなら、少しは自慢してもいいんじゃないかと考えている。たぶんこの先はもう一段上の、濃ゆい勉強を積み重ねないといけないだろうが。

しかし中国語を勉強してると、他が全然手につかなくなるのがネックだ。ここ半年、ろくすっぽ本も読んでない。楽器の練習も勉強が気になると集中できない。趣味がムダに多いのも困ったものだ。
何しろ、同時にいろいろやらなければならないことが重なると、俺はそのどれも手をつけられず、結局「何もしない」を選択してしまうダメダメ君なのだ。

そんなわけで、秋の試験で2級を目指すのはちょっとやめておこうかと思っている。こういうものは一気にいくのが一番いいのはわかっているのだが。

なやましいことだ。

とりあえず今は短文集「中国語短文会話800」の2巡目に取り組んでいる。まずはこいつを全部ソラで言えるようにしてやるっ。