ご近所の緑探検

ヒマだったので散歩することにした。

俺の住む街は台地と川の流れる谷間が交互する地形にあり、谷間に至る斜面はえらい急峻だったりするので、そういうところは他に使い途がないので放置されたり、緑地として整備されているところが多いようだ。

そんなわけで自転車で動き回るにはなかなか難儀するのだが、地味なところにちょっとした森ができていたりして見ていて飽きない。

台地の上のこんもりした緑のなかに突然現れた氷川神社
静かなたたずまいである。

訪れる人はあまりいないようだが、それでも狛犬はしっかり番を張っている。

もうちょっと足を伸ばすと、斜面の荒地を緑地として保存した公園があった。明るく写っているが、実際は天気のせいもあり鬱蒼として暗く、あまり人を寄せ付ける雰囲気ではない。

薄気味悪いのでこんな立て札まで出されるしまつ。
でもコナラ、カシ、ケヤキ、ムクなど、地域の潜在植生に近いいろいろな木が生えており、名札もついていて結構勉強にはなるのだ。

帰り道、道路わきをふと見やると、あずま屋を供えた小さな親水公園があった。背後に接する斜面に生える木々の緑が深く、薄暗くてあまり親しみは感じないが、まあ悪くはない。

斜面の上からあずま屋を望む。ひどく急で降りるのが怖い。しかも暗い。

名前は知らないがきれいなので撮ってみた。

雨が降ってきたので散歩は早々に切り上げたが、まだまだわが町の周辺には見るに値するものがいろいろありそうである。